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(農園研 園芸栽培部)
亘理地域から石巻地域にかけては,イチゴやトマトなど施設野菜の大産地であり,県産出額はイチゴ60億円,トマト21億円であり,地域経済に与える影響も大きくなっています。
特に亘理地域のイチゴ生産の早期再開には苗の確保が不可欠となることから,農園研では緊急に「もういっこ」苗の増殖を行っており,さらに,6月13日に,被災農家と農園研の職員を始めとする県職員で,栃木県のイチゴ農家及び関係機関の協力のもと,栃木県でのイチゴ苗の採取を行いました。
農園研で増殖した「もういっこ」苗1万本,栃木県で採取した「とちおとめ」苗51万本の他,亘理町内で確保された苗62万本,県内各地から供給された苗15.7万本,その他8.6万本と,合計138万3千本(15.5ha分)の苗が被災農家のイチゴ栽培再開のために役立てられました。
(平成24年1月13日掲載)
農園研での「もういっこ」苗増殖の様子
栃木県での「とちおとめ」苗採取の様子
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