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津波により海水が浸水した被災水田において,県水稲奨励品種及び既存の耐塩性変異系統を作付けし,その耐塩性を評価しています。
また,既存の耐塩性変異系統を育種母体として利用あるいは,イオンビーム育種法を用いて宮城県オリジナルの耐塩性水稲品種を開発しています。
津波に伴う高塩分濃度水田に対し,塩分濃度の回復までの期間に水田転作作物として利用できる耐塩性の転作作物を選定し,営農回復の促進を図ります。
塩害に強いと想定される野菜・花き・果樹品目の土壌中塩分濃度と生育・収量の関係を明らかにしています。
津波被害を受けた園芸産地の早期復興のため,土壌への海水流入により園芸作物に生じる生育障害,生理障害,病害発生等を調査しています。
津波被害を受けた園芸産地の早期復興のため,被災土壌でのトマト栽培における生育や収量,病害虫の発生状況について明らかにします。
津波による海水流入地で早期に野菜栽培を開始するため,被災した現地ほ場において多種の野菜を栽培し,栽培可能な品目を検索するとともに,野菜の生育に影響を与える海水流入ほ場特有の問題点を抽出し,その解決を図ります。
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