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(農園研 バイオテクノロジー開発部・園芸環境部)
津波により海水が流入した農地では,これまでの土壌とは化学的,物理的あるいは生物的に変化が生じていると考えられます。これらの変化により,園芸作物の栽培に影響を及ぼす可能性があるため,園芸土壌の調査が必要になります。
ここでは,海水流入後の農地における生物性調査として,土壌のATP含量の調査による土壌微生物バイオマス測定を行っています。加えて,海水流入農地での作物栽培や,資材投入によるATP含量に及ぼす影響をモニタリング調査しています。
対象土壌:
調査方法および調査項目:
(平成24年1月13日掲載)
図1.仙台管内で8月に採取した海水流入土壌のATP含量
参考: | 農園研圃場 | (mg/kg乾土) |
---|---|---|
堆肥無し | 0.34 | |
堆肥連用 | 0.71 | |
露地圃場 | 0.88 | |
果樹園 | 1.61 |
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