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【概要】
里浜貝塚は松島湾の奥部、旧鳴瀬町宮戸島の西部にあり、壮大な景色が望まれる大高森の西に位置する。樹枝状に分岐しながら東西に延びる標高20~40mの丘陵上に立地し、東西800m、南北200mの規模をもつ。
当初は丘陵の東と西に縄文前期初頭の小規模な集落が営まれたが、その後西側の丘陵頂部、東側の南斜面、西側の南斜面と変遷しながら大規模な集落・貝塚が営まれ、浜辺には貝塚や製塩作業場が平安時代にいたるまでつくられた。
晩期を中心とした中央部の貝塚からは、多数の埋葬人骨が発見され、集団墓地の様相が明らかになっている。また貝塚から豊富に出土する土器・石器や骨角器、食料残滓などによって、土器型式の変遷、縄文時代の生業と食生活の実体あるいは自然環境の変遷が次第に明らかになってきている。
【関連史跡】
【重要文化財】
【基本情報】
指定年月日 | 1995年2月14日 |
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所在地 | 東松島市宮戸 |
見学 | 公園見学自由、奥松島縄文村資料館(一般400円・高校生300円・小中学生150円):10時~16時 |
アクセス |
(車)仙台東部道路鳴瀬奥松島ICから20分 (鉄道)仙石線野蒜駅から車で10分 |
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