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【概要】
石巻港より東南約15kmの海上に位置する田代島に所在する。同島仁斗田地区北部の、海に東面した崖上標高20~23mの丘陵上に立地している。遺跡の規模は平坦部を中心に東西85m、南北85mである。貝層は平坦部の縁辺から北側と南側の急斜面にかけて分布し、規模は北側が45×14m、南側が55×15mである。貝層を構成する貝類はアワビ・サザエなど岩礁性のものが多く、立地条件を明瞭に反映している。縄文時代前期~後期の遺物が出土しているが、主体は中期後半である。土器・石器のほか、骨角製の錨形釣針、古式離頭鈷、閉窩式鈷などすぐれた漁携具が出土している。
【関連史跡】
【基本情報】
指定年月日 | 1975年4月30日 |
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所在地 | 石巻市田代浜字仁斗田 |
見学 | 自由 |
アクセス | (船)石巻・旧北上川河口船着場から船で45分、下船後徒歩5分 |
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