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藍竈神社の社殿は5代藩主吉村の時に完成したものであるが、その時吉村は別宮、左右宮の3社に太刀を1振ずつ奉献して加護を祈願したという。それ以来歴代の藩主は襲封、家督相続の時と、その翌年初入国の7月10日例祭時に、太刀を奉献する習わしとなった。これらの奉献刀は、いずれも華麗な糸巻太刀持(赤銅16葉菊陰陽紋象嵌)であり、安倫、国包、永重の三系統の仙台藩お抱えの刀工により作刀されたものである。歴代藩主が継続して奉納し、郷土刀工の作品が数多く保存されていることは、全国でも珍しい。
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