ここから本文です。
御成門は、本柱の後方に控柱を建て、前後の柱のの中央に屋根の棟線が来ないで全面にずれる薬医門の形式で、入母屋造、本瓦葺、軒の出も深く重厚な門である。
中門は、本柱の前後に支柱を2本ずつ計4本を建て、本柱上に棟線が乗る前後対象係の四脚門で、切妻造、こけら葺。絵様肘木、虹梁木鼻は奇抜で独創的。壁が無く、骨組が露出した雄勁にして枯淡な門である。
御成門・中門の対照的意匠が注目される。ともに慶長14年(1609)頃の建築。土壁は白壁で、中空の太鼓塀になっている。
指定年月日:明治33年4月7日、(追加指定)昭和31年6月28日
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す