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奥州街道の旧本陣で、元の建物は延享元年(1744)に焼失し、現存するものはその後の建築である。道路に面して二階建の長屋、わきに御成門がある。本屋は約340平方メートル、居宅部と本陣・宿泊部から成る。御成門から、入母屋造で式台の付く堂々たる玄関に導かれる。大名用の座敷は奥から上段、次の間、さらに鉤の手に中座敷、玄関と続く。居宅部は座敷・寝間・広い茶の間・大台所で構成される広間型3間取りからなっている。
指定年月日:昭和34年8月31日
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