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【概要】
共に前方後円墳で、同一丘陵上にあり、薬師堂古墳は愛宕山古墳の西北20mに位置する。村田盆地西側ほぼ中央部に位置する丘陵上の最頂部で、盆地を一望できる所に立地する。
愛宕山古墳は主軸長90m、後円部径55mであり、村田盆地では最大で、県内では第三位の規模である。前方部が低平で後円部との比高が大きい点が特徴で、葺石が葺かれ、円筒埴輪が並んでいたものと思われる。最近のレーダー探査や採集された埴輪の検討の結果、古墳時代前期に築造され、竪穴式石室を持つものと推定されている。
薬師堂古墳は主軸長35mで、愛宕山古墳の陪塚(大型古墳に隣接するように造られた小型古墳)と思われる。
【関連史跡】
国指定史跡:遠見塚古墳(仙台市)、雷神山古墳(名取市)、飯野坂古墳群(名取市)
【基本情報】
指定年月日 | 1974年4月30日 |
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所在地 | 柴田郡村田町関場字愛宕山 |
見学 | 自由 |
アクセス | (車)東北道村田ICから10分 (鉄道)東北本線大河原駅から車で10分 |
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