ここから本文です。
【概要】
角田市北部の高さ2mほどの低い台地上に立地する縄文時代から弥生時代にかけての遺跡である。昭和50、51年の発掘調査によって、台地上の平坦部から縄文時代後期の竪穴住居跡、中期・晩期の土墳墓が発見された。また、台地の南・東斜面などでは縄文時代後期・晩期の良好な遺物包含層も検出された。包含層は斜面部から水田下の湿地帯にまで及んでおり、植物遺存体や骨角製品の埋蔵も想定される。
出土品には多量の土器、石鑑・石錐などの石器、土偶・耳飾り・土錘などの土製品がある。このうち網のおもりである土錘が多量に出土しており、当時のこの地域における生業や地形環境を知る上で興味深い。
【関連史跡】
国指定史跡:中沢目遺跡(大崎市)、長根貝塚(涌谷町)、山王囲遺跡(栗原市)
【基本情報】
指定年月日 | 1977年2月17日 |
---|---|
所在地 | 角田市岡字梁瀬浦 |
見学 | 自由 |
アクセス | (車)東北道村田ICから30分 (鉄道)阿武隈急行角田駅から車で10分 |
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す