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【概要】
江合川に沿って南東に延びる標高約50mの丘陵東側斜面に立地し、5基ほどが並んでいるものと見られている。未調査なので詳細は不明であるが、断面観察の結果、窯の構造は地下式窖窯と推定される。採集された遺物には、重弁蓮華文軒丸瓦・アーチ形の蓮華文鬼板・平瓦・丸瓦がある。鬼板の左脚部には「小田建万呂」の陽刻があり、また丸瓦には「下」・「毛」の箆書が認められる。
この窯の製品は、創建時の多賀城・多賀城廃寺などに供給されており、古代陸奥国の官窯として、設置されたものと考えられる。
【関連史跡】
【基本情報】
指定年月日 | 1976年3月31日 |
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所在地 | 大崎市古川小林字浦越 |
見学 | 自由 |
アクセス | (車)東北道古川ICから10分 (鉄道)東北新幹線古川駅から車で15分 |
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