掲載日:2019年1月24日

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指定文化財〈史跡〉大吉山瓦窯跡

大吉山瓦窯跡(大崎市)

【概要】

江合川に沿って南東に延びる標高約50mの丘陵東側斜面に立地し、5基ほどが並んでいるものと見られている。未調査なので詳細は不明であるが、断面観察の結果、窯の構造は地下式窖窯と推定される。採集された遺物には、重弁蓮華文軒丸瓦・アーチ形の蓮華文鬼板・平瓦・丸瓦がある。鬼板の左脚部には「小田建万呂」の陽刻があり、また丸瓦には「下」・「毛」の箆書が認められる。
この窯の製品は、創建時の多賀城・多賀城廃寺などに供給されており、古代陸奥国の官窯として、設置されたものと考えられる。

【関連史跡】

【基本情報】

アクセスなど基本情報
指定年月日 1976年3月31日
所在地 大崎市古川小林字浦越
見学 自由
アクセス (車)東北道古川ICから10分 (鉄道)東北新幹線古川駅から車で15分

史跡現況 重弁蓮華文軒丸瓦

お問い合わせ先

文化財課保存活用班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-3683

ファックス番号:022-211-3693

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