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【概要】
昭和49~51年に行われた東北自動車道に伴う発掘調査で発見された奈良時代~平安時代の城柵・官衙遺跡である。大崎平野の北端部に位置し、標高50m前後の長岡丘陵上に立地しており、内部にはいくつかの谷がある。全形はやや歪んだ長方形で、東西1,400m、南北850mと、東北地方のこの種の遺跡の中では最大規模である。外郭区画施設は、築地や土塁で、位置をわずかに変えながら造り替えられており、櫓も所々に設けられている。
なお、平成4年の調査で、ほぼ中央部に築地でかこまれた一郭が発見されているが、政庁か否かは判明していない。さらに文献上のどの城柵に該当するかなども確定しておらず、今後に残された課題は多い。
【関連史跡】
【基本情報】
指定年月日 | 1976年7月13日 |
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所在地 | 大崎市古川宮沢、愛宕山ほか |
見学 | 自由 |
アクセス | (車)東北道古川ICから10分 (鉄道)東北新幹線古川駅から車で10分 |
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