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県では,田んぼダムの仕組みやその効果を知ってもらい,田んぼダムの取組への理解向上を図ることを目的に,昨年度より田んぼダム出前講座を実施しています。
今年度は,これまで県内の3つの小学校から申し込みをいただき,延べ117名の児童のみなさんに講座を受けてもらいました。
4年生48名を対象に,総合学習の防災授業の一環として,ダムの役割や近年の豪雨災害発生状況などの説明を交えながら,田んぼダムの仕組みや効果を紹介しました。
また,田んぼダムの模型を使った水理実験を行い,田んぼダムの効果を確認してもらいました。
田んぼダムについての説明の様子
模型実験の様子
1~6年生60名を対象に,田んぼダムの仕組みや効果を模型実験などで説明した後,田んぼダムの堰板(流出量を抑制するために水田の落水口に取りつける板)に絵付けをしてもらいました。児童たちによって彩られた堰板は,小学校で展示された後,町内の担い手に配布される予定です。
模型実験
絵付け体験の様子
5年生9名を対象に,田んぼダムの仕組みや効果を紹介した後,模型実験で田んぼダムの効果を実際に見てもらいました。また,鶴巣小学校と同じく田んぼダムの堰板に絵付け体験を行い,ご飯や水田に生息する生き物など,思い思いの絵を描いていました。
田んぼダムについての説明の様子
絵付け体験の様子
・田んぼダムが自分たちの身を守ってくれているんだと思った。(郡山小4年生)
・田んぼダムが世間に広まることで,たくさんの人の安心が支えられればいいなと思った。(郡山小4年生)
・稲の大切さや田んぼダムのことを学ぶことができて良かった。(鶴巣小2年生)
・田んぼダムは洪水を少なくする良い仕組みで,お金も多くかからないのでもっとたくさん広まってほしい。(鶴巣小6年生)
・実験で,田んぼダムの方が住宅地に水が到達するまでに時間があったので,その間に避難することが大事だと思った。(中埣小5年生)
・堰板に絵を描くのが楽しかった。今度田んぼに自分たちの堰板があるか見に行ってみたいと思う。(中埣小5年生)
●出前講座のお申し込みについてはこちらから(別ウィンドウで開きます)
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