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平成29年8月10日,「奥松島地域営農再開実証プロジェクト」の一環として東松島市奥松島地区宮戸6分区に定植した桃の収穫が行われました。プロジェクト開始後初となる今回の収穫作業には,地元の生産組合や東松島市をはじめとする関係者約20名が参加しました。
平成28年3月に植栽された桃の苗木は,1年5ヵ月を経て人の背丈の2倍ほどに成長し,鮮やかな桃の果実をつけていました。宮戸6分区に植えられている桃のうち,今回は約半分の樹木から収穫し,収量は250個前後となりました。残り半分の収穫は,地元の児童たちの体験学習として実施する予定とのことです。
宮戸地域の農地を再生するために組織された「奥松島果樹生産組合いちじくの里」の尾形代表は,あいさつの中で,「予想よりも大きな実がなり驚いている。より多くの実を収穫できるよう,今後も頑張って活動したい。」と述べました。
収穫作業の様子
きれいな色の桃がなりました
収穫後,桃を選定する様子
奥松島地区では,東日本大震災からの目に見える復旧・復興を目標に掲げる「奥松島地域営農再開実証プロジェクト」の一環として,復旧した水田を果樹園として利用する試みを行っており,平成27年度に宮戸6分区でイチジクと桃を,平成29年度には宮戸8分区でイチジクと柿を植栽しました。
今後,宮戸地区では,さらなる果樹の植栽が計画されています。
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