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平成30年8月5日,東松島市奥松島地区の宮戸6分区で,桃の収穫・初出荷セレモニーが行われました。式には,担い手の「奥松島果樹生産組合いちじくの里」組合員のほか,東松島市をはじめとする関係機関職員が参加しました。
奥松島地区では,東日本大震災からの復旧・復興に向け「奥松島地域営農再開実証プロジェクト」を進めており,ほ場整備を行った水田の一部を転作果樹園として活用しています。この取組のスタートとして,平成28年3月,宮戸6分区に桃とイチジクを植えました。
桃の苗木を植えてから3年目に入り,本格的な実りがあったこの夏,地元の生産組合は念願となる初出荷を迎えました。宮城県内では,桃は直売所などで販売されていますが,市場に出荷されるのは今回が初めてのことです。
着果した桃は約9,000個で,そのうち約6,000個を市場出荷や現地直売で地域内外へ売り出す予定です。実った桃は,糖度が15度から16度と,みずみずしく甘みのある品質となりました。
尾形善久組合長は,セレモニーの中で,「昨年は着果した果実の7割以上が獣害を受けたが,今年は(獣害対策の効果もあって)多くの実りがあり,いい成果が出た。」と収穫の喜びを語りました。
平成30年秋には,このプロジェクトの一環で栽培しているイチジクを収獲・出荷する予定です。
収穫作業の様子
市場担当者に出荷する桃を手渡しました
色が濃く,甘みの強い桃がなりました
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※桃をお求めの方は直接,直売所にお越しください(宅配販売は行っておりません)。
直売所は,奥松島縄文村歴史資料館に隣接するほ場で,不定期の開催となっております。
直売所の開催の有無について,当部ではお答えできませんのでご了承ねがいます。
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