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宮城県では,近年多発する豪雨災害への対策として,水田の持つ雨水貯留能力を最大限活用し洪水被害を緩和する「田んぼダム」の取組みを推進することとしています。
田んぼダムの効果や適地の検証を行うとともに,普及に向けた多様な課題を積極的に解決することを目的として,令和3年6月14日,「宮城県田んぼダム実証コンソーシアム」を設立しました。
田んぼが元々持っている水を貯める機能を利用し,大雨の際に一時的に田んぼに水を貯め,ゆっくりと排水することで,農地や市街地の洪水被害を軽減しようという取り組みです。
田んぼから排水路に水を落とすための落水桝に,元々の落口より小さい口径の「堰板(調整板)」を設置し,田んぼからの排出量を抑制することで,排水路の水位の上昇を抑えます。
田んぼダムの実施により,通常の水田と比べ,ピーク流量(最大排水量)を60%~70%抑制することができます。
(排水状況の比較)
農村振興課職員手作りの模型を使って水理実験を行い,田んぼダムの仕組みや効果について分かりやすく解説しています。
→仕組み丸わかり!模型で実験「田んぼダム~普段は田んぼ,時々ダム~」(YouTube)(別ウィンドウで開きます)
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