前谷地三方円筒分水工と広渕沼地区について

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前谷地三方円筒分水工

国営かんがい排水事業により整備され,現在は河南矢本土地改良区（外部サイトへリンク）が管理を行っている前谷地揚水機場には,三方円筒分水工が備え付けられています。

※円筒分水工とは？→みやぎの円筒分水工（外部サイトへリンク）（水土里ネットみやぎHP：別タブで開きます）

（前谷地揚水機場（外部サイトへリンク）←河南矢本土地改良区HP：別タブで開きます）

（三方円筒分水工）

前谷地揚水機場からこの分水工に送水された水は分水工の中央から吹き出し,外側に溢れた水が名鰭南郷用水路・西谷地用水路・赤羽用水路を通じて各地区に送水されます。

分水工の外側には各地区の受益面積にあわせて仕切りが設けられており,中央から吹き出した水は3地区に公平に分配される仕組みになっています。

こちらもご覧ください：前谷地三方円筒分水工説明パネル（PDF：962KB）
（出典：宮城県土地改良事業団体連合会）

↓前谷地三方円筒分水工の位置については,以下の地図をご覧ください。

GoogleMapを見る（外部サイトへリンク）

地図の読み込みに関する問題が発生したとき（外部サイトへリンク）

広渕沼地区

広渕沼地区では,宮城県を事業主体とした「農村地域復興再生基盤総合整備事業」が実施されています。
事業の概要については当部HPをご覧ください。事業制度の概要はこちらです。

前谷地三方円筒分水工は,赤羽用水路を通じ,広渕沼地区に送水を行っています。

（広渕沼地区：地区西側より撮影）

広渕沼地区は石巻市旧河南町に位置する広大で肥沃な平野であり,受益面積は698.3haです。

地区は10の工区に分けられており,
前谷地三方円筒分水工はこのうち,西側の6～10工区に水を供給しています。

※こちらもご覧ください：「石巻圏域における農地、農業用施設等の歴史」
広渕沼の干拓の歴史について解説した資料を掲載しています。

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