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東日本大震災で被害を受けた奥松島地区では「奥松島営農再開実証プロジェクト」がすすめられています。
本プロジェクトに基づいてほ場整備が行われた宮戸6分区では、「奥松島果樹生産組合いちじくの里」による桃の摘果・袋掛け作業が進められています。
水田の一部を転作果樹園にして平成28年春に140本植えたもので、今年で樹齢3年目となります。
(実の大きさは1cm位です)
大きな桃の実を育てるには、間引きを行う必要があります。
実が小さいものや、大きすぎて丸いものを摘み取ります。
最終的に長さ30cmの枝では2~3個、20cmで1~2個、15cm程度の枝であれば1個を残して、他の果実を摘み取ります。この作業が「摘果」です。
農家の皆さんは慣れた手つきで実を枝から落としていましたが、落とす実と残す実を見分ける技術が必要な作業です。
(作業風景)
摘果を終えたあと、残した実に紙袋をかけて、保護します。この作業が「袋掛け」です。
熟練の農家さんは手際よく作業を進めていきます。
強い風にはずれない、袋の掛け方・口の縛り方に技術が必要な作業です。
(袋掛け作業)
昨年は糖度15~16%のみずみずしく、甘みの強い桃が約9千個収穫できました。
本年は昨年より3倍の収穫を期待しているとのことです。
(袋掛けが終了しました)
↓畑は奥松島縄文村歴史資料館の南側に位置します。
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