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高齢化や東日本大震災の影響により、離農者が増加している中、土地改良区では組合員数の減少が続いており、役員のなり手不足が深刻化しています。また、昨今の国際情勢の不安定さから生じる電気料金の高騰などが土地改良区の財政を圧迫し、施設の適正な維持管理にも支障が出ています。
このような状況を受け、土地改良区の合併や女性人材の活用による組織運営基盤の強化が求められており、石巻管内では、平成25年度より6つの土地改良区(河南矢本、石巻市蛇田、鳴瀬、石巻市北方、北上川沿岸、石巻市稲井)が合併に向けた検討を進めてきました。
その結果、河南矢本土地改良区が石巻市蛇田土地改良区からの合併の申し入れを受け、令和6年8月1日木曜日に合併推進研究会設立総会が県石巻合同庁舎で開催されました。設立総会ではすべての議案が承認され河南矢本・蛇田土地改良区合併推進研究会が設立されました。研究会には、石巻市、東松島市、涌谷町、美里町、宮城県土地改良事業団体連合会、東部地方振興事務所、河南矢本土地改良区、石巻市蛇田土地改良区が参加しており、今年度は組合員の合併に対する意識調査や合併構想の検討が行われる予定です。次年度には、合併推進協議会が設立される見込みです。
今回の合併推進研究会の設立は、「宮城県土地改良区組織運営基盤強化推進基本方針」に掲げている一市町一改良区の実現に向けた大きな一歩となりました。
(河南矢本・蛇田土地改良区合併推進研究会設立総会の様子)
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