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元禄10年(1697)に開始され同15年に終了した元禄国絵図事業において,幕府は各国絵図と郷帳等の提出を各藩に求め,国郡境の明確化,往還筋の距離表記の統一をはかり,各地域の実態把握を進めるとともに,最終的に日本図作成を企画した。
本件は,仙台藩に一括して伝来した元禄国絵図事業に関連する国絵図・際絵図などの絵図類及び文書・記録類である。質量ともに豊富に伝来する稀有な事例として元禄国絵図ひいては国絵図研究上に重要であり,地図史,政治史等研究上の学術価値が高い。
(265点 江戸時代)
【写真提供:宮城県図書館】
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