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【概要】
伊治城跡は、一迫川、二迫川に挟まれた河岸段丘上に立地する。神護景雲元年(767年)に設置された古代東北地方の城柵官衙で、律令政府による古代陸奥国経営の重要拠点の一つである。
遺跡は南北約900m、東西約700mの広がりをもち、儀式の場である政庁、実務が執られた内郭、竪穴住居群がある外郭からなる。存続年代は8世紀中頃から9世紀で、東北地方における古代律令体制の成立や官衙の構造を具体的に知る上で極めて重要である。
【関連史跡】
特別史跡:多賀城跡附寺跡(多賀城市)
【基本情報】
指定年月日 | 2003年8月27日 |
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所在地 | 栗原市築館城生野 |
見学 | 史跡見学自由 栗原市築館出土文化財管理センター(無料):平日9時~16時30分 |
アクセス | (車)東北道築館ICから15分 (鉄道)東北新幹線くりこま高原駅から車で15分 |
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