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【概要】
旧瀬峰町寺沢の町道寺沢線沿いにある。この道はもと高清水宿から佐沼宿経由登米宿に至る佐沼・登米道であり、奥州街道の脇街道として重要な性格をもっていた。慶長6年伊達政宗により発せられた伝馬黒印状によると、仙台城下からこの街道を経て登米まで伝馬制が敷かれており、その頃に街道の整備が進み一里塚が設けられたものと思われる。
本一里塚は直径10m、高さ1.8mで、道路を挟んで2基が対を成しており、その間隔は20mである。周辺の道路沿いには松の自然林が保存され、古道の名残をとどめている。なお一里塚付近の標高は50~60mで、南に広大な大崎平野が開け、北に雄大な栗駒山が遠望されるなど、景観的にも優れた環境にある。
【基本情報】
指定年月日 | 1990年7月31日 |
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所在地 | 栗原市瀬峰北ノ沢、瀬峰寺沢 |
見学 | 自由 |
アクセス | (車)東北道築館ICから15分 (鉄道)東北本線瀬峰駅から車で10分 |
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