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本資料は、仙台市太白区秋保の上ノ原遺跡から林道工事の際に出土したとされる、縄文時代中期の皮袋形土器である。
本土器は、縄文時代中期(大木8b式)の特徴的な文様で飾られているが、皮袋形といわれる特異な形を持つものである。この形態の土器は類例が少なく、県内はもとより東北地方でも唯一の貴重なものである。完形品で、作りは精巧であり、遺存状態も良好である。本土器は、縄文時代中期の特異な器形をもつ希有な資料であり、縄文時代中期の土器の多様性を示すものである。
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