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五大堂は、古くから数多く描かれているが洋画としては、この絵が初期の例である。高橋由一ほどのすぐれた画家も構図には苦心のあとが見られる。秋風吹き、波もいつもよりは高い日であったと見える。この五大堂図は、松島海岸が公園化される30年余も前に画かれたもので、『宮城県庁門前図』と同時期のものである。
(57.7cm×108.6cm 高橋由一筆 明治時代)
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