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本樹は田尻町大嶺薬師山の中腹に生育しており、樹齢は600年といわれている。樹高25m、幹周8.2m、枝張りは東西27m、南北25mであり、巨大な樹形を形成し、周囲を圧倒する巨樹である。主幹は地上約4mの高さで8本の太い幹に分かれ、さらに直接に多数の小枝を出し、旺盛な樹勢を保っている。
幹から多数の気根が出て乳状に垂れ下がっていることから、母乳不足の女性に霊験があるとされ、甘酒を入れた竹筒を枝に供えるなど、信仰の対象にもなっている。
本樹は環境庁が1991年に編纂した『日本の巨樹・巨木林』によれば、宮城県の巨木551本の中で幹周が第8位に位置づけられている。
樹種:イチョウ
学名:Ginkgo biloba
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