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本殿は桁行2間・梁間1間で、屋根は入母屋造銅板葺。正面中央の問に桟唐戸を吊り、前面に向拝・浜床を設けている。蟇股、虹梁や頭貫の木鼻、大面取の角柱、桟唐戸や長押に用いられた彫刻や飾金具の意匠などに地方色ながら桃山時代の特徴があり、その手法からみて、建築年代は江戸初期を下らないものとみられる。
拝殿は、桁行3間・梁間2間、入母屋造、瓦葺、正面に千鳥破風の向拝を付けている。また3面に高欄付き縁を巡らしている。建築年代は不詳であるが、江戸後期のものとみられる。
指定年月日:昭和60年5月24日
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