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ここは表日本の温帯林と暖帯林との接触地帯で、面積約40万平方メートルの狭い地域の中に、シダ類以上の高等植物666種、蘇苔類137類が自生する。
大部分は、モミを優占種とする美林で覆われ、その天然更新がよく見られる。モミは岩手県中南部にまで分布するが、林として存在するのは青葉山が北限である。
林床にはヒメノヤガラ、ムヨウランなどの腐生のラン科植物があり、同種の北限にあたる。また、シラカシ、アラカシ、ウラジロカシ、シログモ、ユズリハ、タブノキ、モチノキなど暖地性樹種に富み、太平洋側における集団分布の北限をなしている。
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