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宮城書籍館(現宮城県図書館)の館長でもあった大槻文彦(1847-1928)が、明治2年(1869)に書いた北海道と北方領土に関する地誌である。この書は、近代日本の国家意識が形成されていくなかで、ロシアとの関係を国境によって明確化しようとする大槻文彦の意志がはっきり読み取れる貴重な資料で、随所に大槻自身の書き入れがみられる。
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