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イヌワシは両翼の長さが2mに達する雄大なワシで、日本にはまれな種類である。山岳地帯に棲み、断崖の岩棚に巣をつくるのが普通であるが、ここ翁倉山では、アカマツやヒメコマツの巨樹上に巨大な巣を作っている。年1回、多くは2個の卵を生むが、巣立つまで育つのは1羽だけであり、現在わずか数羽棲息するのみである。極めて貴重な種の鳥であることから、野兎など餌となる捕食動物の生息も含めた生活域の保全が求められる。近年県北から岩手県にかけて数箇所営巣が確認されている。
イヌワシ Aquila chrysaetos japonica(タカ目タカ科)
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