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栗原郡旧沼倉村(現栗駒町沼倉地区)における大祭で、起源は明和5年(1768)まで遡ることができ、以降不定期ではあるが、およそ3年ないし5年ごとに「ご巡幸」と称する大祭が行われてきた。
この大祭は、神輿を中心に、先頭の先乗としんがりの後乗という騎馬を配し、その間に供奉の諸役が従うという神幸行列である。神霊の神輿への遷御、「小休場」での少年たちの「矢射り」の神事、お駒橋での「濱入り」の神事などが執り行われ、神輿からの遷御で終了する。
沼倉地区の全世帯がこぞって参加すること、行列も400名に及んでいること、統一されたいでたちで500メートルに及ぶ行列による巡幸であることから、他にも余り例のない習俗である。
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