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塵芥集は、奥州伊達家14代稙宗が天文5年(1536年)4月14日に制定した戦国家法である。数ある戦国家法の中で、最も完備されたもので171ヵ条からなる。体裁は鎌倉幕府法の貞永式目に倣うが、土地の売買・賃借・質入、土地境界、婚姻等の私法に関する規定が数十条に及ぶ点に特色がある。また、濁点として今日使われている二点符ではなく、当時の三点符を用いていることが注目される。
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