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方程式論・行列式論などを創始した江戸時代前半の著名な数学者関孝和(1640-1708)以降に著述された膨大な量の関流算書を、仙台藩の天文学者である戸板保佑(1708-1784)が収集し、「關算前傳」、「關算後傳」、「關算要傳」、「關算完傳」の4種511冊に集大成したものである。仙台藩校の養賢堂で公にされ、活用された。
本書はわが国和算史上屈指の資料とされることから、平成15年1月31日に474冊が県指定有形文化財(書跡典籍)に指定された。その後、戦前に散逸するなどして欠落していたもののうち、33冊を平成19年2月16日に追加指定している。
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