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仏体は光背と蓮座を別々に鋳たもので、頭光の部分の蓮花文は特異な形をしている。仏体は均衡よく、鋳上り後に塾で衣文などを切りこんである。小像ではあるが、頭上仏や千手などの細密で困難な細工を巧に処理してある。
「延慶三年五月日」(1310)と墨書銘がある。
(円形銅板:径48.3cm 千手観音像:鋳銅 像高26.7cm 鎌倉時代)
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