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令和元年12月13日(金曜日)に栗原市立栗駒中学校において,「租税教室」が開催されました。
栗駒中学校3年生が北部県税事務所栗原地域事務所所員から講話を聞いたり,DVDを視聴したりし,税の仕組みと働きについて考えました。
栗原市租税教育推進協議会は,北部県税事務所栗原地域事務所及び築館税務署等の税務関係機関や,栗原市立学校,地域法人会等で構成され,例年,栗原市内の小・中学校約20校に講師を派遣して「租税教室」を実施し,租税教育の充実を支援しています。
租税教育では,次代を担う児童生徒が租税の意義や使い道に関心を持ち,その役割について正しく理解できるようにするとともに,社会の一員として税金を納め,社会や国の在り方を主体的に考えることができるよう育むことを目指します。
児童生徒に,社会と自分のかかわりを実際生活に即して具体的に考えて理解するように促し,根拠をもって思考したり表現したりする力等を育みます。
前半に,税金の役割や仕組みについて講義がありました。納められた税金の使い道として,公共サービスや公共施設を具体的に示したり,“お年玉に税金は掛かるのか”等を問い掛けたりしながら進行しました。講師が用意した「1億円分の紙幣のレプリカ」に触れさせる場面では,生徒は実際に持ち上げてみることによって,予想以上の重さを体験して驚いていました。
後半は,税金の無い仮想世界を描いたアニメを上映しました。多くの生徒が興味深く視聴し,社会科での学習を振り返りながら,税金の意義や大切さについて理解を深めた様子でした。
専門的資料や有効な教育材料を持っている関係機関・関係団体がその教育力を発揮し,学校はこれらの地域の教育力を積極的に活用し,互いに連携して子供の学習活動を充実させました。
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