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薬物乱用問題は、依然として深刻な社会問題となっています。乱用される薬物は、覚せい剤のほか大麻やMDMA等の合成麻薬など多様化しており、これらの違法な薬物が国内に持ち込まれる手口も年々悪質巧妙化しているところです。また、近年は脱法ハーブ等と称して販売されている違法ドラッグの乱用による健康被害や事件等が社会問題としてクローズアップされているなど、薬物乱用が収まる気配は一向になく、さらに、インターネットを通じてこれらの違法な薬物が密売されている現状があるなど大変憂慮される状況にあります。
宮城県では平成11年に「宮城県薬物乱用防止対策4か年計画」、平成17年3月に「宮城県薬物乱用防止戦略」を策定し、行政だけでなく、県民、事業者、民間団体等も含め、共通認識のもと、薬物乱用防止に向けた対策を講じてきました。しかしながら、いまなお、薬物乱用問題が解決していない状況にあるほか、近年は若年層による大麻の乱用問題など引き続き、薬物乱用防止に向けた対策が必要であるため、関係機関との一層の連携のもと、その解決に向け、平成22年3月に「宮城県薬物乱用対策推進計画(第三期)」を策定し、総合的な薬物乱用防止対策に取り組んでいます。
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