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掲載日:2022年6月28日

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第三百八十四回宮城県議会知事説明要旨

令和4年6月28日

第三百八十四回宮城県議会追加提出議案知事説明要旨

ただいま追加上程されました議第百三十五号議案は、欠員となっております副知事に池田敬之さんを選任することについて、議第百三十六号議案は、七月十二日で任期満了となります人事委員会委員の千葉裕一さんの後任として、新たに西條力さんを選任することについて、議第百三十七号議案は、七月十三日で任期満了となります収用委員会委員の薩川昌則さんの後任として、新たに杉下泰彦さんを任命し、同委員会予備委員の佐々木昭男さん、戸澤均さんの後任として、新たに大内仁さん、長谷川光政さんを任命することについて、それぞれ御同意を得ようとするものであります。

何とぞ、御同意を賜りますようお願い申し上げます。

 

(追加説明)

提出議案の概要を御説明申し上げます。

初めに、令和四年度一般会計補正予算案は、国が四月に決定したコロナ禍における「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」の内容を踏まえ、物価の高騰が県民生活や事業活動にもたらす影響を緩和するとともに、コロナ禍からの経済社会活動の回復に向け、速やかに対応すべき施策に要する経費を追加計上するものであります。

その主な内容ですが、事業活動の継続や回復に向けた支援のうち燃油価格の高騰への対応としては、厳しい経営環境に置かれている交通事業者や貨物運送事業者に対し、事業継続に向けた支援を行います。また、国の燃料油価格激変緩和対策事業の対象とならない遠洋漁船の国外給油に要する費用の一部を支援するとともに、産地魚市場が水揚げ漁船に対して実施する燃油高騰対策への助成を行います。

省エネルギー化やコスト削減の実現に向けては、ものづくり企業による省エネ設備の導入や自家消費型発電設備の設置を進めるほか、社会福祉施設等に対してはICT設備の導入をあわせて支援し、光熱費の抑制や業務の効率化を促します。また、コロナ対策の認証飲食店を対象として、省エネ設備への更新やデジタル機器の導入を支援するとともに、その利用促進に向けた広報活動を展開いたします。農業分野では、省エネ性能の高い穀類乾燥機の導入などにより燃油高騰の影響を受けにくい生産体制を構築するほか、農業用水利施設の修繕や補修による機能回復を進め、生産者の負担軽減を図ります。

このほか、中小企業への対策として、新型コロナウイルス感染症の拡大により売上が減少した事業者を対象に、販路開拓や生産性向上、感染防止対策に係る取組を広く支援するとともに、持続可能な経営形態への転換などを促進する観点から、国の中小企業等事業再構築促進事業に採択された事業者に対する上乗せ支援を行います。

コロナ禍において物価高騰等の影響を受ける生活者への支援については、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の申請期限が延長されたことを踏まえ予算の追加を行います。また、低所得の子育て世帯に対する生活支援特別給付金の支給に要する経費を計上するとともに、感染拡大の影響が長期化する中で以前にも増して重要な役割を担うフードバンクや子ども食堂の活動を支援いたします。さらに、保護者負担の軽減を図るため、県立学校及び私立学校における学校給食の食材価格高騰分への助成を行います。

また、ウクライナから本県に避難された方々に対して、ウクライナ語による相談体制の充実を図るほか、通訳の活用や日本語講座の受講などに要する経費を支援いたします。

今回の補正規模は、一般会計、総会計ともに五十六億八千九百余万円となり、財源は全額国庫支出金を充当しております。

この結果、今年度の予算規模は、一般会計で一兆一千四百八十八億二千三百余万円、総計で一兆六千二百四十八億八千七百余万円となります。

次に、予算外議案でありますが、議第百三十四号議案は、教育職員免許法の改正に伴い、手数料条例について所要の改正を行おうとするものであります。

何とぞ、慎重に御審議を賜りまして可決されますようお願い申し上げます。

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