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掲載日:2021年3月4日

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第三百七十七回宮城県議会第二次追加提出議案知事説明要旨

令和3年3月4日

第三百七十七回宮城県議会第二次追加提出議案知事説明要旨

ただいま追加上程されました議第百三十号議案は、三月三十一日で任期満了となります監査委員の石森建二さんの後任として、新たに吉田計さんを選任することについて、御同意を得ようとするものであります。また、議第百三十一号議案は、漁業法の改正により海区漁業調整委員会委員の選任が議会の同意を要件とする知事任命制となったことから、今回、石森裕治さん、伊藤新造さん、岩沼徳衛さん、大江清明さん、尾定誠さん、菊田守さん、木村千之さん、鈴木章登さん、鈴木政志さん、關哲夫さん、高橋一郎さん、髙橋平勝さん、舘田あゆみさん、千葉富夫さん、平井光行さんを任命することについて、御同意を得ようとするものであります。

何とぞ、御同意を賜りますようお願い申し上げます。

(追加説明)

提出議案の概要を御説明申し上げます。

まず、令和二年度一般会計補正予算案は、「新型コロナウイルス感染症の拡大防止策」や「防災・減災、国土強靱化の推進など安全・安心の確保」等を織り込んだ国の第三次補正予算に対応して実施する施策などについて追加計上するものであります。
なお、先月十三日に発生した最大震度六強の強い地震による被害への対応については、引き続き被害状況の詳細な確認を行っており、今後、大きな被害を受けた港湾施設をはじめとする公共土木施設の災害復旧等に取り組んでまいります。これらに要する経費については、精査の上、補正予算として後日追加提案したいと考えております。

今回の補正予算案の主な内容ですが、新型コロナウイルス感染症対策については、外来診療等の休止などを余儀なくされた医療機関への経営支援やワクチン接種体制の整備に要する経費などを追加するほか、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会のホストタウン等における感染症対策に要する経費を新たに設置する関係基金に積み立てます。
公共事業関係では、国の「防災・減災、国土強靱化のための五か年加速化対策」に対応して事業費を大幅に増額するほか、農地整備や道路橋りょうなどの事業費を増額しております。公共事業以外では、不妊治療医療費助成を拡充するとともに、県産農林水産物の加工施設等の整備への助成や県立高校におけるデジタル化対応の産業教育装置等の整備に要する経費などを追加いたします。このほか、県単独の緊急経済対策として、中小企業等の事業再構築や商店街の活性化に向けた取組に対する支援のほか、旅行需要を喚起する宿泊費割引への助成など、県内経済の回復に向けた取組に要する経費を追加計上しております。

今回の補正規模は、一般会計、総計とも三百九十九億五千七百余万円となります。財源としては国庫支出金二百五十四億二千余万円、県債百十八億九千三百余万円、繰入金十六億五千七百余万円などを追加しております。
この結果、今年度の予算規模は、一般会計で一兆二千八百四十四億一千百余万円、総計で一兆七千四百四十五億五千三百余万円となります。

次に、予算外議案でありますが、議第百二十七号議案は、ホストタウン等新型コロナウイルス感染症対策基金を設置しようとするもの、議第百二十八号議案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い、所要の改正を行おうとするもの、議第百二十九号議案は、市町村受益負担金について、それぞれ議会の議決を受けようとするものであります。

何とぞ、慎重に御審議を賜りまして可決されますようお願い申し上げます。

お問い合わせ先

広報課企画報道班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2281

ファックス番号:022-263-3780

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