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本地域は,黒川郡大衡村に位置している,標高80m未満の丘陵を中心とした地域です。区域周辺には住宅地や水田,工場が点在し,徐々に都市化が進んでいます。
昭和万葉の森ではではコナラ・クリ林等が広がり,サクラソウ・キンラン・ルリソウといった植物,トウホクサンショウウオ・トウキョウダルマガエルのような両生類,ミナミメダカ・キンブナのような魚類,セアカオサムシ・スジグロボタル等の昆虫類が貴重種として生息しており,豊富な動植物の生息・生育が確認されています。
また,この地域内は宮城県により整備され,どなたでも身近な自然を感じていただくことができます。
![]() 昭和万葉の森湿生植物群落 |
昭和万葉の森は昭和天皇御在位60年を記念して,昭和61年に森林公園として造成し,現在は仙台圏域の住民の方を中心に憩いの場として開放されています。
かつては典型的な里山として,昔から地域の人々に親しまれ,薪炭林として利用されていました。今でも,現地では炭窯跡の地形を見ることができます。
また,園内には万葉集に記される植物のほとんどが植えられ,11本の遊歩道のそばには,万葉集の歌碑が48基設置されています。
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