田んぼの生きもの~魚編~
田んぼの生きものといえば?
「田んぼにすむ生きものといえば?」と質問されたら何を思い浮かべますか?ここでは、田んぼや水路に生息している魚について紹介します。
アブラハヤ(油鮠)
- 平成25年8月9日色麻町にて撮影
- 体長は約6~15cmで、産卵期は3~8月頃になります。
- 特徴として鱗が小さく明瞭な斑文が無いことや体の表面が油を塗ったようにぬるぬるしています。
このことからアブラハヤという名前がついたともいわれています。
コイ(鯉)
- 平成24年8月15日美里町にて撮影
- 体長は約60cm、大きいものでは100cmを超えるものもいます。
大きな川の中流域から下流域、湖沼などに生息しますが、田んぼにやってくる事もあります。
- フナに似ていますが、コイには口ひげがあり、フナには口ひげが無い為、そこで見分けることができます。
タモロコ(田諸子)
- 平成24年8月15日大崎市にて撮影
- 体長は約6~9cmで、川の中流域や水草のある水路などに生息しており、卵を産む場所として田んぼ脇の水路などを使います。
- 特徴として、体の中央に黒色の太い帯があり、口には一対の口ひげがあります。
ドジョウ(泥鰌)
- 平成24年8月15日大崎市にて撮影
- 体長は約10~18cm、雄よりも雌の方が大型です。田んぼや水路、池などの泥底に生息しています。
- ドジョウには様々な種類がいますが、口ひげを10本持つところがドジョウの特徴になります。
モツゴ(脂魚)
- 平成24年8月15日大崎市にて撮影
- 体長は約5~8cmで、ため池や用水路など流れの緩やかなところに生息しています。
- 特徴としては、頭から尾にかけて、黒色の帯があります。