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王城寺原演習場では戦車等の重車輌の走行訓練や,榴弾砲及び迫撃砲等の各種火砲の実弾射撃訓練が頻繁に行われています。これらの訓練により演習場内は,表土の剥離や土壌の攪乱など植生状況が一変しており,洪水流量や土砂流出量の増大を招いています。
善川水系に設置されている取水堰は鋼製の転倒ゲートであることから,土砂流出の影響で,油圧シリンダーの損傷や作動不能,扉体・戸当りの腐食などの被害を受けています。このため,平成14年度から取水堰の機能回復のための改修工事を実施しており,流出土砂等の影響を受けにくい鋼製起伏堰(ゴム袋体支持式)(通称SR堰)への改修を行っています。
第1期計画として平成25年度までに6基の取水堰の改修を完了しており,平成26年度から第2期計画として7基の取水堰の改修を実施しています。
第1期計画 |
第2期計画 |
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亀岡堰 |
神明堰(改修済) |
青木堰 |
本間石堰(改修済) |
金堰 |
上水門堰(改修済) |
石崎堰 |
大水門堰(改修済) |
尾無堰 |
針前堰(改修中) |
沓掛堰 |
苗代堰(R5予定) |
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道合堰(R6予定) |
鋼製起伏堰(ゴム袋体支持式)は,SteelとRubberの頭文字をとってSR堰とも呼ばれています。SR堰は,河床に据付けた鋼製扉体を下からゴム引布製空気袋で支えて起立・倒伏させる構造で,下記のような特徴を有しています。
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