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掲載日:2021年11月29日

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用水対策(善川水系)地区の概要と進捗状況

用水対策(善川水系)地区について

王城寺原演習場では戦車等の重車輌の走行訓練や,榴弾砲及び迫撃砲等の各種火砲の実弾射撃訓練が頻繁に行われています。これらの訓練により演習場内は,表土の剥離や土壌の攪乱など植生状況が一変しており,洪水流量や土砂流出量の増大を招いています。

善川水系に設置されている取水堰は鋼製の転倒ゲートであることから,土砂流出の影響で,油圧シリンダーの損傷や作動不能,扉体・戸当りの腐食などの被害を受けています。このため,平成14年度から取水堰の機能回復のための改修工事を実施しており,流出土砂等の影響を受けにくい鋼製起伏堰(ゴム袋体支持式)(通称SR堰)への改修を行っています。

第1期計画として平成25年度までに6基の取水堰の改修を完了しており,平成26年度から第2期計画として7基の取水堰の改修を実施しています。

第1期・第2期工事計画

第1期計画
平成14~25年
(改修済)

第2期計画
平成26~33年
(改修中)

亀岡堰     

神明堰(改修済)

青木堰

本間石堰(改修済)

金堰

上水門堰(改修中)

石崎堰

大水門堰(改修中)

尾無堰

針前堰

沓掛堰

苗代堰

 

道合堰

善川水系の施設概要図です

SR堰とは

鋼製起伏堰(ゴム袋体支持式)は,SteelとRubberの頭文字をとってSR堰とも呼ばれています。SR堰は,河床に据付けた鋼製扉体を下からゴム引布製空気袋で支えて起立・倒伏させる構造で,下記のような特徴を有しています。

  • 複数の単位ゲートを連結した構造であり,運搬,据付,維持管理の施工性が良い。
  • 鋼製の扉体によりゴム袋体が保護されており,流木等による損傷が少ない。
  • 鋼製扉体であるため,起立により安定した水位を保つことが可能である。(ゴム引布製起伏堰では,稀にゴム袋体の一部がV字型につぶれ水位が不安定となる現象がある。)

SR堰の概要図

尾無堰(改修前)

尾無堰(改修前)

尾無堰(改修後)

尾無堰(改修後)

お問い合わせ先

王城寺原補償工事事務所工務班

黒川郡大衡村大衡字平林63-1

電話番号:022-345-5175

ファックス番号:022-345-5176

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