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令和3年5月28日に登米合同庁舎にて「ポンプ設備技術講習会」を開催しました。本講習会の目的は,農業用水利施設の補修・更新時に合わせて,設備の省電力化を進めていく際に必要となるインバータ(※)設備の管理やその他の新技術を紹介することです。講習会は,当部,関係土地改良区の技術職員を対象に開催し,25名が参加しました。講師として,(株)にいがた制御,(株)荏原製作所東北支店,(株)三井三池製作所の皆様に出席いただきました。
ポンプの種類は,大きく陸上と水中ポンプに分かれています。さらに,構造や目的ごとに派生形があり,数多くの種類があります。また,時代の移り変わりに伴うポンプ形態の大きな変化として,性能を変えずにサイズの縮小などが可能となり,日々ポンプに関する技術は進歩しています。
次に,インバータ装置についてです。インバータが電流の周波数を制御することにより,無駄に使われる電力が省かれ,ストマネ事業等実施後の省電力化が図られ,省エネルギー対策によるCO2排出量の削減に繋がる素晴らしい技術です。
SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」の,温室効果ガス排出を原因とする地球温暖化現象が招く世界各地での気候変動やその影響を軽減することにも貢献する取組です。
(※)インバータ装置とは,電流の周波数・位相を合わせるための機器です。このインバータを搭載したモーターポンプを使用すれば,回転数を効率的に制御できるようになり,省エネルギー化に繋がります。
(株)荏原製作所の説明の様子
(株)荏原製作所が作成した3Dモデル
(株)三井三池製作所の説明の様子
(株)にいがた制御の説明の様子
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