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先端技術を活用した「スマート農業」の実現を図るため,令和2年5月18日に伊豆沼土地改良区職員,関係耕作者である相澤氏(認定農業者)及び登米地域事務所農業農村整備部と農業振興部の職員が参加し,クボタアグリサービス株式会社様の御協力のもと,直進キープ機能付き田植機の実演会を開催しました。今回は,新型コロナウイルス感染症対策のため参加者を限定し開催しました。
スマート農業は,ロボット技術やICT等の先端技術を活かし,効率的な栽培管理を行うことで,生産効率のアップや生産過程の低コスト化等が期待できます。
今回は,伊豆沼2工区地区(農地整備事業)で完成した2ヘクタール(長辺200メートル,短辺100メートル)の大規模ほ場に植え付けをしました。相澤氏は「田植機の速度が従来よりも速いが,欠株がなく植えることが出来た。」とコメント。私たち職員も,直進キープ機能によるオペレーターの作業負担軽減や作業時間の短縮などが実感できました。
今回の農地整備事業によって大規模な土の移動(切土と盛土)によりほ場内に生育のばらつきがありました。今後は,リモートセンシングによるNDVI判定(※)や収量センサ付きコンバインによる収量のメッシュマップ化を行い,大規模ほ場での生育のばらつきをデータ化し,来年度の土づくりや施肥管理に役立てたいと考えています。
また,当日は当事務所の新人職員3名も作業に参加し,苗運びから田植機操作まで一連の田植え作業を体験することができました。
(※)NDVI判定とは稲の生育状況を把握する指標のひとつ
苗補充等の植え付け準備をする様子
相澤氏による田植機の実演
自動運転で走行中のオペレーター1人で苗補充が可能
工事後のほ場(切り盛りイメージ図)
伊豆沼2工区地区標準区画図
伊豆沼2工区地区大区画整備状況
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