水質調査（平成16年度）

調査目的

処分場内及び周辺地域における浸透水等の水質状況を把握する。

調査の方法

処分場内のガス抜き管4ヶ所、浸透水採取設備1ヶ所、処分場から敷地外へ排出される放流水、周辺の地下水2ヶ所及び流下する荒川内の2地点について、定期的に水試料を採取し分析を行った。
なお、調査頻度は、ガス抜き管の調査は毎月1回、浸透水採取設備、周辺地下水、放流水及び河川水の調査は四半期ごとに1回とした。

調査結果

1. 定点継続観測を行っている浸透水採取設備やガス抜き管における調査では、処分場内浸出水において、一時BOD、鉛成分が超過したこともあるが、その他はいずれも維持管理基準や環境基準を満足している。
2. 定期的に継続して実施している周辺の地下水（上流側及び下流側）、貯留池の越流水、処分場からの排水が流入する荒川の水質調査結果では、BODが超過したこともあるが、その他はいずれも維持管理基準や環境基準を満足している。