ボーリング調査(平成15年度)
調査目的
住民からの要望に基づき、平成15年12月に基岩層までボーリングを行い、許可外廃棄物や有害物質の調査を行なった。また、平成16年1月6日から同9日にかけてボーリング孔からガス試料を採取した。
- ボーリング箇所数 7本
(第3工区~第9工区、各1本)
- 調査項目
廃棄物種類分析調査
廃棄物中溶出分析調査
ダイオキシン類調査
水質分析調査
発生ガス分析調査
調査結果
- 覆土の厚さは20cm~3.5mで、廃棄物層の厚さは13.5m~21.3mであった。また、埋め立てられた廃棄物のうち、安定型処分場での埋立が認められている安定5品目(廃プラスチック類、金属くず、ゴムくず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類)以外の混入は1.48%~5.49%であった。
- ボーリング孔内から採取した水質試料では、BOD、鉛、ヒ素、総水銀、シス-1,2-ジクロロエチレンの項目が、ボーリングコア試料では、鉛、ヒ素、総水銀の項目で地下水等の検査基準を超過したものがあった。
参考事項
これまでのボーリング調査結果から判明した安定5品目以外の割合は次のとおり。
- 平成11年10月21日 3箇所掘削
(第4工区~第6工区内、事業者実施)3.6%~7.7%
- 平成13年10月、平成14年1月 3箇所掘削
(第7工区内、県実施)2.5%~3.4%
- 平成14年10月 5箇所掘削
(第7工区、第8工区内、県実施)2.7%~4.36%