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平成26年5月21日
本日ここに第三百四十七回宮城県議会が開会され、提出議案を御審議いただくに当たり、その概要を御説明申し上げます。
宮城県震災復興計画に掲げた四年間の再生期がスタートいたしましたが、復興への道のりは、地元との合意形成や関係機関との調整、用地買収に時間を要するなど、大変険しいものがあると痛感しているところであります。当分の間、こうした状況が続くものと想定されますことから、このたび、これまで国の集中復興期間に合わせて平成二十七年度までの完了を目指してきた主な社会資本の復旧・復興については、被災した方々の生活に直接影響を及ぼすものを除いて、事業期間を概ね二年延長せざるを得ないと判断したところであります。
しかしながら、一日も早い復興を願う県民の皆様の期待に応えられますよう、引き続き早期の事業執行に向けて、市町とともにあらゆる手立てを尽くしてまいります。そのためにも、平成二十八年度以降における国の支援の継続が不可欠であり、より具体的に被災地の実情と事業期間延長の必要性を説明し、国としても速やかに方針を示すよう強く働きかけてまいる所存でありますので、議員各位におかれましても、なお一層の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。
今回御審議をお願いいたします提出議案は、条例議案一件、条例外議案十五件であります。
まず、条例議案でありますが、議第百六十七号議案は、道路交通法の改正に伴い、運転免許試験に係る手数料を追加しようとするものであります。
次に、条例外議案でありますが、議第百六十八号議案、議第百六十九号議案及び議第百七十一号議案ないし議第百七十六号議案は、気仙沼市小鯖漁港、南三陸町荒砥地区海岸等の災害復旧工事及び七ヶ浜町菖蒲田浜地区等の災害公営住宅新築工事に係る請負契約の締結について、議第百七十七号議案ないし議第百八十号議案は、工事請負変更契約の締結について、それぞれ議会の議決を受けようとするものであります。また、議第百八十一号議案は、地方税法の改正に伴う県税条例の一部改正について、議第百八十二号議案は、平成二十五年度宮城県一般会計予算の補正について、それぞれ専決処分を行いましたので、その承認をお願いしようとするものであります。
以上をもちまして、提出議案に係る概要の説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議を賜りまして可決されますようお願い申し上げます。
(追加説明)
提出議案の概要を御説明申し上げます。
議第百七十号議案は、気仙沼市沖の田地区海岸の災害復旧工事に係る請負契約の締結について、議会の議決を受けようとするものであります。
何とぞ、慎重に御審議を賜りまして可決されますようお願い申し上げます。
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