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「令和4年度宮城県交通安全実施計画」(以下、「実施計画」という。)は、「第11次宮城県交通安全計画」(令和3年~令和7年)に基づき、令和4年度に宮城県及び国の地方行政機関等が宮城県域における陸上交通の安全等に関して推進すべき具体的な施策をまとめたものです。
令和4年度
実施計画の構成は、第1章から第3章で構成されています。
第1章は、人命尊重の理念に基づき、道路交通事故のない社会を目指して、
の8節で構成されています。
第2章は、より安全で安定した鉄道輸送を目指して、
の8節で構成されています。
第3章は、踏切事故防止対策を総合的かつ積極的に推進し踏切事故のない社会を目指して、
の4節で構成されています。
生活道路における安全確保のため、適切なゾーン30の新規整備のほか、既整備箇所における物理的デバイスの整備促進等、更なる安全対策の充実強化として「ゾーン30プラス」の整備推進を追加。<第1章-第1節-3-(1)>
自転車の安全利用を促して事故を防ぎ、県民が安心して暮らすことができる地域社会の実現を図ることを目的として、特に幼稚園、保育所、認定こども園と連携し、幼児二人同乗自転車利用時のヘルメット及びシートベルトの着用促進について、保護者を対象とした従来の交通安全教室等のほか、SNS等を活用した情報提供及び注意喚起の広報活動の推進を追加。<第1章-第2節-2-(4)-ア>
<参考>令和3年中の自転車事故(同乗者を含む自転車乗用者が死傷した交通事故)
・発生件数586件、死亡事故5件5人、負傷者数588人
・死傷者593人のうち、ヘルメット着用は48人(8.1%)
自動車運転代行事業者や貨物・旅客運送等の職業運転者対策の充実のための連携強化、自転車販売店による自転車に関するルールの周知と損害賠償責任保険等への加入促進、電動キックボードを始めとする低速・小型電動モビリティの利用者増加に向けた、交通ルールの広報啓発の推進について追加。<第1章-第2節-3-(3)>
75歳以上で一定の違反歴がある高齢運転者対策として、免許更新時における運転技能検査制度(実車試験)が令和4年5月13日から導入されたことに伴い、同制度について関係者への周知及び実施機関への指導について追加。<第1章-第3節-1-(4)-ア>
<参考>運転技能検査制度:免許更新時に実施。合格しなければ免許更新不可(繰り返し受検可)。
令和4年5月13日から申請により、普通自動車免許により運転することができる普通自動車の種類を一定の安全運転支援機能を備える「サポートカー」に限定する条件を運転免許に付与等するサポートカー限定免許の制度の導入に伴い、運転に不安を感じるものの日常生活のための移動手段として自動車の運転が必要な高齢運転者等に対する制度の周知促進を追加。<第1章-第3節-1-(4)-エ>
安全運転管理者の業務として、令和4年4月1日から運転前後の運転者に対し、目視等により酒気帯びの有無を確認すること等が加わり、さらに同年10月1日からこの確認をアルコール検知器を用いて行うこと等が加わったことから、新たな義務の確実な実施についての指強化による自主的な安全運転管理の推進を追加。<第1章-第3節-4-(1)>
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