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被爆者の中には,放射能の影響によって急性や慢性の原子爆弾による後障害ともいうべき病状にあって,医療を受けなければならない人がいまだに多く,また,今日においても健康と思われる人の中から発病する人がいるなど,健康上特別な状態にあるので,都道府県知事(広島市,長崎市では市長)は被爆者の健康管理のため,健康診断と健康指導を行っています。
健康診断は,毎年2回,期日および場所(保健所,病院等)を定めて定期的に行われるものと,被爆者の希望によって,年2回を限度として受けられるものとがあり,そのうち1回はがん検診を受診することができます。この希望による健康診断を受けようとするときには,あらかじめ健康診断受診申請書を都道府県知事(広島市,長崎市では市長)に提出し,健康診断を実施している病院等で受診することができます。
被爆者健康手帳又は第一種健康診断受診者証,第二種健康診断受診者証をお持ちのかた。
健康診断は一般検査(がん検査を含む)と精密検査に分けられており,検査項目は次のとおりです。
<がん検査>
例年,7月と11月に定期健康診断を実施しています。具体的な定期診断の実施時期については個別に通知します。
精密検査をできるだけ受けやすいように,その人の居住地から最寄りの精密検査を実施している医療機関等との間の往復交通費が交通手当として支給されます。
また,一般検査・がん検査をうけ,往復の交通費が400円以上かかったときにも同様に交通手当が支給されることになっています。
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