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国の文化審議会は,平成27年11月20日に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て,延命寺山門(白石市)を登録有形文化財として登録するよう文部科学大臣に答申しました。その結果,この答申を受けて行われる官報告示を経て,県内では115棟の建造物が登録されることとなります。
延命寺は白石城下の北東に位置しています。今回登録される山門は,三間一戸門,木造二階建,櫓門(やぐらもん)形式で,白石城厩口門(うまやぐちもん)を明治7年頃に延命寺に移築したものと伝わっています。白石城の希少な遺構として,白石の歴史的な景観に寄与しています。
櫓部は白漆喰で塗込め,正面には縦格子付の格狭間(こうざま)を開く。
江戸後期の建築であり,明治7年頃に移築された。
【写真提供:白石市教育委員会】
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