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宮城県では、昭和53年6月12日に発生した「宮城県沖地震」を教訓として、6月12日を「みやぎ県民防災の日」と定め、毎年、県民総参加による防災訓練を実施しています。また、建造物の耐震化や総合防災情報システムの整備、地震・津波被害想定調査などソフト・ハード両面にわたり防災対策を講じてきました。
しかし、東日本大震災では多くの人命や財産が失われ,長期間の避難所生活を強いられることとなった中で,日頃の災害に対する備えと訓練の重要性を改めて認識させられました。
大規模な災害に対しては、一人ひとりの備えが肝心です。今からでも遅くはありません。家族、学校、職場、地域で、これから起こる災害に備えましょう。
阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などでは、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしました。大地震が発生したときには「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止対策を講じておく必要があります。
電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。防災のために特別なものを用意するのではなく、できるだけ、普段の生活の中で利用されている食品等を備えるようにしましょう。
※ 大規模災害発生時には、「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。
※ 飲料水とは別に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておく、などの備えをしておきましょう。
自宅が被災したときは、安全な場所に避難し避難生活を送ることになります。
非常時に持ち出すべきものをあらかじめリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。
災害の「備え」チェックリスト 首相官邸ホームページ(外部サイトへリンク)
別々の場所にいるときに災害が発生した場合でもお互いの安否を確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所などを、事前に話し合っておきましょう。災害時には、携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合もあります。その際には以下のサービスが利用できます。
局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。一般加入電話や公衆電話、携帯電話からもご利用できます。
携帯電話からインターネットサービスを使用して文字情報を登録し、自分の電話番号を知っている家族などが、情報を閲覧できます。
いざ災害が起きた時にあわてずに避難するためにも、お住まいの自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから防災マップやハザードマップを入手し、避難場所、避難経路を事前に確認しておきましょう。
その他詳細についてはこちらをご覧ください。
災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~ 首相官邸ホームページ
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