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台風や低気圧などに伴い大雨が降ったとき、ダム下流の河川が氾濫して河川流域の住家、田や畑等が被害を受けることを防ぐため、ダムには洪水を調節する役目があります。
農業用水・飲料水等のため貯めている水の他に、降雨等の洪水を一時的にダムに貯めるための容量があり、これを洪水調節容量と言います。
ダムには、上段(第2常用洪水吐、1穴)と下段(第1常用洪水吐、1穴)に洪水吐と言う穴があり、この穴を通れるだけの水量を下流に放流し、それ以上は非常用洪水吐に至るまでダムに洪水が貯められるようになっています。
洪水調節はダムの洪水調節容量450万立方メートルを利用してダムサイトにおける計画高水のピーク流量、毎秒430立方メートルのうち毎秒390立方メートルをダムに貯留して洪水を抑え水害を防止しています
ダム下流の七北田川に現在依存している、かんがい面積1,644haの既得農業用水に対し、利水容量580万立方メートルのうち230万立方メートルを利用して用水を補給し、渇水時の水不足を解消するとともに、河川流水の正常な機能の維持をはかっています。
仙台市泉区、塩釜市に対し、利水容量580万立方メートルのうち350万立方メートルを利用して、泉区に一日55,000立方メートル、塩釜市に一日13,000立方メートルの取水を可能にしています。
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